IE MBA Class of 2017 Diary

IE Business School Class of 2017 での日々の記録。

Alumni Night

5月13日(金)の夜に,日本橋IE の Alumni Party があった.よくよく考えると, Japan Office の Director の方以外の Alumni とちゃんと話をするのはこれが初めてであるような気がする. MBA の修了生以外にも,学部である IE University に留学していた方もおり,なかなか多彩な顔ぶれだった.私と同じ International MBA Course の修了生の中には弁護士の方もおり,いろんな人がいるものだと感じた.現在, IE の Online Course の学生という方もおり,私も一度, Online Course である IE-SMU Programme の説明会に行ったことがあるので,実際にいま通っている方とお話しできたのは幸いだった.他にも,1年前にとある MBA 予備校のセミナーでお会いした方が, IE を検討中ということでいらしていた.

もちろん, September 2016 Intake のいわゆる同窓生になる方々もおり,彼らと知り合えたのが一番の収穫かもしれない.およそ私を含めて6名ほどいるようである. Party のあと,もう少し飲んで解散.いわゆる理系の背景を持っているのは私だけのようだ.まあ,私は理系の中でも相当な変り種だが…….率直に言ってこの時点で相当な文化の違いを感じたので,なかなか不安ではあるが,渡航後に感じる違いはこんなものではないだろうし,先が思いやられる.

翌14日には IE の学校説明会が新宿であり,こちらで合格者として少し話をしてくれと言われたので,こちらにも参加した.よく考えると IE が単独で開催する学校説明会に参加するのはこれが初めて.自分はなんとも適当である.1時間半ほどの説明のあと,前に呼ばれて Japan Office の Director の方からいくつか質問され,その後参加者の質問を受け付けるという形で,20分ほどで終了.

査証の申請

数日前に IE から入学許可証と宿泊証明書が届いた.健康診断書と保険証書を最終的に用意し,スペイン大使館へ.9時30分から受付とのことだったので,9時40分くらいに到着したが,ほとんど待たずに申請ができた.どうも,こういったものは大変待たされる印象があったが,あっけなく終わってしまい拍子抜け.

  • IE から入学許可証と宿泊証明書の他に,奨学金を獲得しているという旨を証明する書類, IE のカリキュラムを説明した書類が送られてきていたので,念のためこちらもコピーを取って提出したが,これらは不要ということで書類を確認してもらう際に返却された.
  • 健康診断書については,査証を申請するにあたってコピーが必要なのか不要なのか説明がなく,念のためコピーを持っていったが,こちらも不要だった.
  • 保険証書も pdf を印刷したもので問題なかった.

ここしばらく査証の書類集めに苦労させられたので,ようやくこれが終わり,解放感がある.やれやれ.

書類を作成するにあたって悩んだところは,保険を申し込むにあたっての期間に関するもので,少し書いてみると:

  • 2016年8月8日から Intensive Spanish Course が始まるので,これを受講するならその前にはマドリードに入らなければならない.
  • 2016年9月1日に入学式があり,これへの出席は必須.遅くともこの日までに渡航する必要がある.
  • 2017年7月21日が修了式.修了生のブログなどを読む限りでは,出席は必須ではないようだ.一体どの段階で帰国の算段をつけられるのかよくわからないが,この日まではマドリードにいるものと想定した.

まとめると,2016年8月8日から2017年7月21日までを少なくとも保険でカバーする必要がある.その上で, IE Japan Office の方が言うには,できるだけ早くマドリードに入った方がよい,ということで,これらを踏まえて2016年7月24日から2017年7月23日までを保険期間にしてみた.

このとき,今後は部屋探しが不安になるところで, IE から来たメールによれば,7月の後半と8月の上旬から中旬は誰もが休暇を取るので,部屋探しに適さない,とある.なかなか難しいところだ.

スマートフォン

出張中に iPhone 5S がおかしくなってしまった。床に1度落としてしまったのだが、どうもそのときにセンサーに損傷でもあったのか、スクリーンを操作したときの反応がおかしくなってしまった。縦方向の表示を行っているときの、キーボードの N のあたりがうまく反応せず、加えてときおりおかしな挙動をするので使い続けるのはなかなか大変。おまけに,一度復元をしてみたところ,ファクトリー・アンロックをして SIM フリーになっていたものが再び SIM ロックがかかってしまった.全く参った.

修理をしてもどうせ SIM ロックがかかっているので渡航中は使えないし,ファクトリー・アンロックがやはり信用ならないものだとわかり, SIM フリーの iPhone SE を注文した.早く届けばいいんだけど.

ラップトップ

Contract を送ったあとにやってきた案内には、ご丁寧にも、ラップトップを持参するように、とある。いま主に MacBook Air Early 2015 を使っているのだが、 MacBook Pro Early 2011 も手元にある。手元にラップトップが1台しかないと、それが破損したしまったときに厄介なことになりそうなので、2台とも持って渡航するつもり。しかし MacBook Pro Early 2011 は El Capitan ともなるとさすがにまともに使っていられないほど動作が重いので、

をしてみた。メモリの交換は大過なく終わった。 MacBook Pro のカバーを開ける際に、100円ショップで買った安物の精密ドライバーを使っているためかネジが1本回らなくなり冷や汗をかいたが、別のドライバで無事に回すことができた。ディスクの交換についてはインターネット・リカバリに少々手間取ったが、それ以降は順調だった。バックアップ・ディスクからの復元に結局2時間前後かかったが……。

結果的に、去年から使っている MacBook Air Early 2015 と体感的に遜色ない速度で動作するようになった。もっと早く改装していればよかったかな……。

海外留学保険

スペインの学生査証を取得するには留学期間をカバーする保険に入らないといけない。条件としては、緊急帰国費用云々などがあるが、こういったものはだいたいの保険でカバーされていて、問題となるのは以下の2点:

  1. 1年の加入期間をカバーする
  2. 英語あるいはスペイン語での保険証書が出る

とりあえず出てきたこのウェブサイトを見ると、1.が意外と問題で、1年分をカバーしてくれるのは AIU とジェイアイということになる。

AIU

AIUインターネット経由での申し込みが可能だが、申し込みは60日前から、ということになっている。これでは査証に間に合わないので、電話で問い合わせてみたところ、窓口での申し込みであれば60日より前でも可能とのこと。ここに出てくる窓口に行けばいいらしい。

ジェイアイ

ジェイアイの t@biho がなかなかよさそうであるが、ここしばらく7月1日以降渡航の保険を扱っておらず、どうしたものかと電話で問い合わせたところ、5月10日の午前9時から、渡航日が3ヶ月先までの保険が申し込めるとのこと。こちらも窓口でも申し込むことができ、 JTB の窓口であれば海外留学保険でも扱っているらしい。

結論から言うと、インターネット経由で申し込んだ方が何かと楽そうであるし、5月10日を待って t@biho から申し込もうと思う。

残高証明書

残高証明書を取得してきた。この記事の続き。三菱東京 UFJ 銀行を主に使っているので、先日、最寄りの支店に残高証明書の発行を依頼したのだが、発行までに時間がかかり、素早く受け取りたいのであれば口座がある支店に行って欲しいと言われてしまった。先月また別の支店に尋ねたときは和文であれば即日発行できると言われたので、どうも妙だと思っていたが、今日、実際に口座がある支店に行ったところ、どうも「科目別」という形態で残高証明書を受け取ろうとすると時間がかかるということらしい。「口座別」であればすぐに取れるようだ。そう言ってくれればいいのに……。そんなこんなで残高証明書も取得。

国の教育ローン

日本政策金融公庫の「国の教育ローン」は教育ローンを借りようとする際の有力な選択肢の1つであるようだ。金利が低く、貸主が国ということで、何かと安心感があるのだろう。以前のエントリの続きになる。

さて、身も蓋もない結論としては、海外 MBA 取得のために学生本人が「国の教育ローン」を借りることはできない。学生が海外に行く場合は、学生本人が借主になることはできないそう。逆に言えば、定職があるのであれば、学生本人が国内 MBA に行く際に借りることは可能であると思われる。

仕方がないので、父に頼んで先日一緒に近くの日本政策金融公庫の支店に行ってきた。立っているものは親でも使え、ということで……。海外に進学する場合であれば貸し出しの最大額が450万円になる。はてさて、どうなるか……。