IE MBA Class of 2017 Diary

IE Business School Class of 2017 での日々の記録。

卒業証明書

これが意外と厄介であることがわかった。基本的に以下の2つを提出する必要があるようだ。

  1. 卒業証明書
  2. 学校証明書

以下、それぞれ記録しておく。

卒業証明書

卒業証明書を legalize するためには、公印確認とアポスティーユの2通りの方法がある。

公印確認

まずよほど昔に大学を卒業したのでなけば、大学の卒業証明書は基本的にアポスティーユではなく公印確認を行う文書になる。この場合は以下の手続きが必要であるようだ。

  1. 卒業証明書に公印確認をしてもらう
  2. スペイン大使館で領事認証をしてもらう(手数料828円)

これはさほど難しいことではない。

アポスティーユ

どうも、アポスティーユを卒業証明書に付与する場合であれば学校証明書は不要であるように資料は読める。業者に尋ねてみたところ、公証人の認証と法務局の押印証明があれば公印確認ではなくアポスティーユを付与できるようだ。ワンストップサービスなるものがあり、これを使えばアポスティーユまで楽に取れるようだ。手数料は「外国文の認証」ということで11,500円。

学校証明書

これが必ずしも必要であるのかわからないが、 IE Office から送られてきた資料を見ると、公印確認の場合には以下の文言がある:

Recognition in the country of the document’s origin by the authorities in the competent Ministry of department of the signatures on the original document, in this case the Ministry of Education.

そのため、公印確認の場合は必要だと考えておいた方がよさそうだ。また、日本出身の過去の学生が提出した資料も送ってもらったが、学校証明書を提出している。どうも、提出した方がよさそうであるが、文部科学省の学校証明書に関するページには以下のようにある:

なお、証明書の交付には2か月を要する場合がございます。

最悪の場合だとは思うが、急ぐ必要がある……。ただし、提出する場合、こちらは政府機関が発行する文書になるので、アポスティーユで問題ないようだ。

まとめ

まとめると、以下のようになるようだ。

  • 公印確認の場合は学校証明書も取得しなければならず、卒業証明書への公印確認と領事認証、学校証明書へのアポスティーユで手間がかかるが費用は領事認証の手数料程度で済む。
  • アポスティーユの場合は手間がかからないが公証人役場で手数料を支払う必要がある。

公印確認の方で頑張ろうと思っていたが、アポスティーユの方が楽であるように思えてきた……。