IE MBA Class of 2017 Diary

IE Business School Class of 2017 での日々の記録。

金策

いい加減、記事にカテゴリを付与して整理するべきだと思うのだが、どうも面倒である。さて、政策金融公庫のローンは無事に全額融資と相成った。加えて、まだ不透明ではあるが、渡航期間中、多少金額は減るものの、現在の職場から給料が出ることになりそうだ。学費は無論、自腹であるので、社費ではないが、かといっていわゆる休職による私費留学、というわけでもない。相変わらず特殊な立場である。

渡航期間中はまったく収入がないことを想定していたが、多少なりとも給与が出るようであれば、経済的には実に助かる。渡航期間中の給与を概算してみるに毎月の生活費程度は負担できそうであるので、政策金融公庫からの融資はバッファにできそうだ。いやはや、本当に助かる。

AGOS 壮行会

アゴス主催による壮行会が5月27日夜にあった.出願準備中にはアゴスにエッセイの添削とインタビュー対策を依頼したので,私も招待対象者ということで,これに参加してみた. TOEFL や GMAT の対策までアゴスを利用した人に比べると私はあまりアゴスに思い入れがないと思われる.

参加者はさすがに幅広く, MBA 以外の学位を取りに渡航する人もずいぶん含まれていた.これから海外の大学に進学するという高校生もおり,ずいぶん若々しい会だった. IE の同級生もずいぶんおり,この業界におけるアゴスの力を思い知らされる.

壮行会に参加して思うのは, MBA を取りに行くにしてもずいぶん多様な人がいるということで,あくまで転職のためのツールであると割り切る人もいれば,自分なりの大きな問題意識を持って渡航する人もいる.個人的には話していて面白いのは後者で,まあ,当たり前のことだが,その人なりの,その人がこれまで培ってきた大きな問題意識に触れるのは非常に刺激になる.

自分はといえば,自分なりの問題意識はもちろんある.壮行会の最中,他の参加者と名刺を交換するとやはり驚かれることが多く,その度に私が MBA を取りに行く動機を多かれ少なかれ説明することになるが,自家中毒とでも言おうか,その度に自分で自分にそれを言い聞かせていうようなところがある.そうでもしなければこんな蛮勇を正当化できないのかもしれない.

思えば,昔から,公のために,という信念に基づいて自分なりに目標を立て,それに向かって努力をしてきたけれど,常に,悪く言えば冷笑的,よくいえば現実的な周囲の壁と衝突し,その度に,沈黙を選ぶことを学んできたように思うけれど,また異なる方針を取るべき時が来たのかもしれない.

Roland Berger MBA 壮行会

高校時代からの友人が以前ローランド・ベルガーに勤めていた.彼女は別のファームに移ったあと,今では事業会社に勤めている.その関係でローランド・ベルガーにはちょっとした縁がある.

18時45分にアークヒルズに着き,プレゼンテーションは19時過ぎからだった.内容としては,ローランド・ベルガーの紹介と, MBA candidate へのメッセージ,加えていずれも MBA holder である社員によるパネル・ディスカッション(予め準備されている質問に1つずつ社員が答えていく).最も参考になったところは,経験者による MBA 留学体験談で,正直なところ自分はあまり留学に際して高い志というものは持っておらず,五体満足で何とか MBA 学位を持って帰るくらいの目標しかなかったが,もう少し高い志というものを持ってもいいかもしれない,と感じた.

1時間ちょっとのプレゼンテーションのあとは懇親会. IE の candidate は私を含めて3名いたようだが,うち1名には面識がなかったが,その後 LINE のグループに参加された.懇親会では Babson に留学予定の方と話をする機会があったが, family business や entrepreneurship など IE と共通点が多く,その方も家業があるということで,なかなか刺激が多かった.

まだまだ機会があるとは思うが,もう少し,今年から留学する方々と話をしてみたいと思う.

MBA 壮行会

MBA 壮行会というものがあることを最近知った。どうも、出願中はほとんど1人で独学だった上に、特に他に出願準備中の仲間という方々とも交流を持たなかったので、こういった情報を得る機会がなかったし、出願準備で必死でこういった情報を得ようとしてこなかった。

こういったイベントに出席できるのも合格者の特権であるように思えたので、いくつか参加してみることにした。ひとまず以下のようなイベントがあるようだ.

  • マッキンゼー:自分が MBA 壮行会というイベントの存在に気がついたときにはマッキンゼーMBA 壮行会の締め切りは過ぎていた.まあ,過ぎていなかったとしても,申し込んでいなかったのではないか,と思う.
  • ベイン:こちらは申し込んでみたが,あえなく参加をお断りされていまった.申し込みフォームを少し適当に埋め過ぎたのではないかと思う.まあ,そもそもベインが求めるような求職者では私はなかったということだろう.
  • ベルガー:こちらは無事に参加通知を受け取った.昨日行ってきたので別のエントリで書きたい.
  • カーニー:こちらも参加通知を受け取った.ベルガーと同じ会場になるようだ.

以降,複数の企業が参加するようなイベントと,金融業界のイベントがある.徐々に追加していくつもりだ.自分の経歴はかなり特殊なので、率直に言って不安ばかりではあるが、いろいろ調査してみたい。

部屋探し

さて,次の大きな課題は部屋探しである.どうも,以下のステップがよいらしい:

  1. インターネット経由で部屋を探し,内見を事前に申し込む
  2. 現地到着後,内見.契約.

スペイン語ができる学生は直接大家と話をつける場合もあるようだが,私はそういったことは無理であろうと思われるので,仲介業者を通さざるを得ない.なかなか苦労が多い.

卒業証明書

なかなか悩まされる卒業証明書だが,どうも学校証明書も持っていったようがいいように思われた.どうせ外務省に行くことになるので,もう1部卒業証明書を取り寄せて,こちらには公印確認を施してもらおうと思う.なかなか面倒.

Conditional Acceptance

September 2016 Intake の方々と話をしてわかったことに, Conditional Acceptance が意外とちゃんと書かれているということがある.私の Letter of Acceptance には,「最低6週間の英語の Verbal Class を受講することを勧める (Recommend) 」とある.一方,ある人の Letter には,実際に見せてもらったが,「受講することが必要 (Need) 」とあった.おそらく Interview での Response と TOEFL/IELTS の Speaking のスコアが関係するのであろうが,なかなか面倒なことである.